17080.jpg
国会「セクハラヤジ」の発言者、自民・大西英男衆院議員と判明
2014年07月04日 14時42分

「まず自分が産まないとダメだぞ」。今年4月17日の衆院総務委員会で、女性議員に対して飛んだヤジ。このヤジを飛ばした議員が、自民党の大西英男衆院議員=東京16区=だったことが7月4日、わかった。「大西議員から謝罪の電話があった」と、ヤジを受けた上西小百合議員(日本維新の会)が明らかにした。

ヤジがあったのは、上西議員が衆院総務委員会で質問に立ち、地方の過疎化について言及したとき。「まず自分が産まないとダメだぞ」というヤジを受けたあと、上西議員は苦笑して「頑張ります」と答えた。その直後、公明党の高木陽介総務委員長が「不規則な発言は注意してください」と警告した。

このヤジを含むやり取りは、衆議院のインターネット審議中継録画で確認することができる(1時間48分ごろ~)。

この当日、傍聴席にいた人によると、ヤジが飛んだ際には、自民党議員を中心に笑い声や拍手が起こっていたという。

上西議員は2012年末の衆院選で初当選(大阪7区選出)した31歳。未婚で子どもはいない。

女性議員に対するヤジは6月中旬、東京都議会でも自民党都議が発して問題となった。大西議員の公式サイトによると、大西議員は都議会議員を長く務めたあと、国政に転じた。大西議員は江戸川区生まれの67歳。国会議員秘書などを経て、28歳で江戸川区議会議員(4期)になり、その後、都議会議員(4期)を経て、2012年末の衆院議員選挙で初当選した。

(弁護士ドットコムニュース)

「まず自分が産まないとダメだぞ」。今年4月17日の衆院総務委員会で、女性議員に対して飛んだヤジ。このヤジを飛ばした議員が、自民党の大西英男衆院議員=東京16区=だったことが7月4日、わかった。「大西議員から謝罪の電話があった」と、ヤジを受けた上西小百合議員(日本維新の会)が明らかにした。

ヤジがあったのは、上西議員が衆院総務委員会で質問に立ち、地方の過疎化について言及したとき。「まず自分が産まないとダメだぞ」というヤジを受けたあと、上西議員は苦笑して「頑張ります」と答えた。その直後、公明党の高木陽介総務委員長が「不規則な発言は注意してください」と警告した。

このヤジを含むやり取りは、衆議院のインターネット審議中継録画で確認することができる(1時間48分ごろ~)。

この当日、傍聴席にいた人によると、ヤジが飛んだ際には、自民党議員を中心に笑い声や拍手が起こっていたという。

上西議員は2012年末の衆院選で初当選(大阪7区選出)した31歳。未婚で子どもはいない。

女性議員に対するヤジは6月中旬、東京都議会でも自民党都議が発して問題となった。大西議員の公式サイトによると、大西議員は都議会議員を長く務めたあと、国政に転じた。大西議員は江戸川区生まれの67歳。国会議員秘書などを経て、28歳で江戸川区議会議員(4期)になり、その後、都議会議員(4期)を経て、2012年末の衆院議員選挙で初当選した。

(弁護士ドットコムニュース)

新着記事
一般的なニュースのサムネイル

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断した。

一般的なニュースのサムネイル

最高裁で史上初の「ウェブ弁論」、利用したのは沖縄の弁護士「不利益にならない運用を」

裁判の口頭弁論をオンラインで実施する「ウェブ弁論」が今月、初めて最高裁でおこなわれた。

一般的なニュースのサムネイル

夫の「SM嗜好」に苦しむ妻、望まぬ行為は犯罪になる?離婚が認められる条件は?

パートナーの理解を超えた「性的嗜好」は、離婚の正当な理由になるのでしょうか。弁護士ドットコムには、そんな切実な相談が寄せられています。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「答え合わせしたい」日テレの拒否は「適正手続」の観点から問題?

コンプライアンスの問題を理由に番組を降板し、活動を休止していた元TOKIOの国分太一さんが、11月26日に東京霞が関で記者会見を開きました。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「録音の削除求められた」消さないと違法だったの?弁護士が解説

解散したアイドルグループ「TOKIO」の国分太一さんが11月26日、東京都内で記者会見を開き、日本テレビ側から番組降板を告げられた際、会話を録音しようとしたところ、同席した弁護士からデータの削除を求められたと明らかにした。一般論として、法的に録音の削除に応じないといけないのだろうか。

一般的なニュースのサムネイル

「サケ漁はアイヌ文化の主要な部分」日弁連、アイヌ施策推進法の改正求める意見書

日本弁護士連合会(日弁連)は11月20日、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)の5年見直しに際し、アイヌ集団の権利保障やサケ漁の権利の法整備などを求める意見書を公表した。同法附則第9条の見直し規定に基づき、文部科学大臣や農林水産大臣など関係機関に提出した。

もっと見る