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弁護士が選んだ2022年話題の法律ニュース「安倍元首相銃撃」がトップ 2位に「阿武町が4630万円誤給付」
2022年12月22日 15時13分
#弁護士アンケート

弁護士ドットコムは会員の弁護士に対して、2022年に印象に残った法律ニュースについて、アンケートを実施した(回答数:500人)。参院選前の応援演説中に安倍元首相が銃撃され死亡した事件が最多で、63.2%(316票)を集めた。2位の「山口・阿武町が4630万円誤給付」(34.2%、171票)の約2倍の票数となった。

アンケートは12月10日から12日、登録弁護士を対象に実施。弁護士ドットコムニュース編集部が、PVやSNS拡散数、話題性などを考慮してセレクトした2022年のニュース20の中から、印象に残ったもの3つを選ぶ形で実施。500人の弁護士から回答が得られた。

結果は「安倍元首相、銃撃され死亡」が他を圧倒しての1位(63.2%)。弁護士からは「元総理大臣が暗殺されるという前代未聞の事態と警備体制の杜撰さに衝撃を受けた」「背景に旧統一教会の問題があることで、さらに衝撃だった」とコメントが寄せられた。

山口県阿武町が給付金4630万円を住民1人に誤って振り込んだ事件は、2位(34.2%)にランクインした。国税徴収法や地方税法などを駆使して返金につなげた町の手法について「最終的に債権回収に成功してすごい」など、町側の代理人の奮闘をたたえるコメントも並んだ。

3位(30.2%)には、「改正民法の施行、成人年齢が18歳に」となった。「18歳19歳の方の権利関係に大きな変化が生じたため」というコメントなどから、法律実務に携わる弁護士だからこそより印象強いニュースだったことが窺える。

4位の「旧統一教会をめぐる問題」に対しては、「昨今話題に上がることが少なくなっていた霊感商法被害について、再度政府も大きく関わる形で大々的な被害者救済の活動や法改正までが行われるところまで発展したから」など、事件を契機として霊感商法被害の解決に向けて事態が大きく動いたことへの関心がみられた。

5位にランクインした裁判手続きの盗聴問題に対しては、「酷いことを行ってる割に処罰が軽い。弁護士が行っていたらどうなっていたのだろうか。」と、対応を疑問視する声も寄せられた。

また7、8位には最高裁判決(乳腺外科医師わいせつ事件、JASRAC訴訟)がランクインした。JASRAC訴訟については「生徒は演奏しているのか、させられているのか、というキャッチーな論点だった」というコメントも寄せられた。

3位以下については、以下の通り。

3位 改正民法施行、成人年齢18歳に(151票、30.2%)
4位 旧統一教会をめぐりさまざまな問題が噴出(143票、28.6%)
5位 国による裁判手続き「盗聴」問題が発覚(112票、22.4%)
6位 乗客・乗員26人を乗せた知床観光船が沈没(102票、20.4%)
7位 乳腺外科医師わいせつ事件、最高裁が有罪判決破棄差戻し(63票、12.6%)
8位 JASRAC、音楽教室に一部敗訴 最高裁判決(48票、9.6%)
9位 東京五輪パラ組織委の高橋治之元理事を逮捕(46票、9.2%)
10位 安倍元首相の国葬が執り行われる(46票、9.2%)

弁護士ドットコムは会員の弁護士に対して、2022年に印象に残った法律ニュースについて、アンケートを実施した(回答数:500人)。参院選前の応援演説中に安倍元首相が銃撃され死亡した事件が最多で、63.2%(316票)を集めた。2位の「山口・阿武町が4630万円誤給付」(34.2%、171票)の約2倍の票数となった。

アンケートは12月10日から12日、登録弁護士を対象に実施。弁護士ドットコムニュース編集部が、PVやSNS拡散数、話題性などを考慮してセレクトした2022年のニュース20の中から、印象に残ったもの3つを選ぶ形で実施。500人の弁護士から回答が得られた。

結果は「安倍元首相、銃撃され死亡」が他を圧倒しての1位(63.2%)。弁護士からは「元総理大臣が暗殺されるという前代未聞の事態と警備体制の杜撰さに衝撃を受けた」「背景に旧統一教会の問題があることで、さらに衝撃だった」とコメントが寄せられた。

山口県阿武町が給付金4630万円を住民1人に誤って振り込んだ事件は、2位(34.2%)にランクインした。国税徴収法や地方税法などを駆使して返金につなげた町の手法について「最終的に債権回収に成功してすごい」など、町側の代理人の奮闘をたたえるコメントも並んだ。

3位(30.2%)には、「改正民法の施行、成人年齢が18歳に」となった。「18歳19歳の方の権利関係に大きな変化が生じたため」というコメントなどから、法律実務に携わる弁護士だからこそより印象強いニュースだったことが窺える。

4位の「旧統一教会をめぐる問題」に対しては、「昨今話題に上がることが少なくなっていた霊感商法被害について、再度政府も大きく関わる形で大々的な被害者救済の活動や法改正までが行われるところまで発展したから」など、事件を契機として霊感商法被害の解決に向けて事態が大きく動いたことへの関心がみられた。

5位にランクインした裁判手続きの盗聴問題に対しては、「酷いことを行ってる割に処罰が軽い。弁護士が行っていたらどうなっていたのだろうか。」と、対応を疑問視する声も寄せられた。

また7、8位には最高裁判決(乳腺外科医師わいせつ事件、JASRAC訴訟)がランクインした。JASRAC訴訟については「生徒は演奏しているのか、させられているのか、というキャッチーな論点だった」というコメントも寄せられた。

3位以下については、以下の通り。

3位 改正民法施行、成人年齢18歳に(151票、30.2%)
4位 旧統一教会をめぐりさまざまな問題が噴出(143票、28.6%)
5位 国による裁判手続き「盗聴」問題が発覚(112票、22.4%)
6位 乗客・乗員26人を乗せた知床観光船が沈没(102票、20.4%)
7位 乳腺外科医師わいせつ事件、最高裁が有罪判決破棄差戻し(63票、12.6%)
8位 JASRAC、音楽教室に一部敗訴 最高裁判決(48票、9.6%)
9位 東京五輪パラ組織委の高橋治之元理事を逮捕(46票、9.2%)
10位 安倍元首相の国葬が執り行われる(46票、9.2%)

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